- 禁煙外来 -


現在、当院では禁煙外来は停止中です。

治療薬が生産停止のため、全国的に禁煙外来を行うことができない状況です。


禁煙外来

タバコに含まれるニコチン。快楽物質とも言われるドーパミンに作用し、吸収も消失も早いために喫煙の頻度が増加していきます。さらに末梢神経の収縮や血圧の上昇、慢性の酸素欠乏状態や動脈硬化をもたらし心疾患や脳卒中など命の危険に繋がる病や、その発がん性から様々ながんの大きな要因にもなるため、健康な人生を過ごすためにはまず禁煙することをおすすめしています。
近年、電子タバコや加熱式タバコなどに移行する喫煙者もいますが、健康への悪影響はまだ否定できない段階で、加熱式タバコによる急性好酸球性肺炎の報告もあります。加熱式タバコも立派な喫煙であるということを意識しましょう。

呼気中一酸化炭素濃度測定検査

ニコチンと同じく、タバコに含まれる有害成分の一つが一酸化炭素です。酸素の運搬を妨げることで全身が酸欠状態になるため、血管収縮も伴って動脈硬化などを進めます。喫煙の影響による呼気中の一酸化炭素濃度を測定して現状を把握し、今後の禁煙に繋げます。

禁煙治療の流れ

健康保険等を使った禁煙治療では、12週間で5回の診察を受けます。
定期的な通院をしながら、3ケ月(計12週間)の期間、内服薬を服用します。薬代は1ヶ月あたり4,300~4,500円(3割負担)です。
初診1年後から保険適用での再治療も可能です。